ED治療

■ED 勃起不全とは?
「完全に勃起ができない状態 = ED」と思われがちですが、実はそうではありません。勃起に時間がかかる、勃起しても途中で萎えてしまう、満足のいく性交ができない…状態の人は、いずれもEDの疑いがあります。ED患者は、現在日本に約1130万人おり40代は20%、50代は40%、60代は60%の男性がEDだといわれております。 さまざまな症状・程度がありますが、専門的には「性交時に十分な勃起やその維持ができずに、満足な性交が行えない状態」と定義されています。

EDの原因について
@機能性(心因性)ED…ストレス、緊張、夫婦関係、性行為の失敗などが原因

精神的なストレスなどで、交感神経が反応し持続的な興奮や緊張をもたらします。交感神経の活性化は副交感神経に影響を与えるため、性的な興奮がうまくペニスに伝わらず、EDが起こりやすくなります。主に30〜40代が多く、その原因は実にさまざまです。

A器質性ED…加齢、男性ホルモン低下、高血圧・糖尿病などの生活習慣病、神経が傷害される病気、うつ病などが原因

血管や神経の障害で起こるEDです。加齢に伴い体内の一酸化窒素(NO)が減少し、動脈が硬化することが原因の1つと考えられます。また喫煙や内臓脂肪が原因で体内の活性酸素量が多くなり、酸化ストレスが高まります。酸化ストレスは神経や血管の機能を損ない(NOが出なくなる)EDを引き起こす要因となります。 その他、神経が傷害される病気(脳出血、脳腫瘍、脳外傷、脊髄損傷、パーキンソン病、アルツハイマー病など)、陰茎海面体の血管や神経を損傷するような手術・外傷、一部の泌尿器系の病気でもEDが起こりやすくなります。

B混合型ED

ストレスだけが原因、あるいは動脈硬化の進行や神経に障害があるだけが原因ということは少なく、どちらの要素も合わさった混合型EDが多いと考えられています。

Cその他(薬剤性ED)

一部の種類の薬剤には、EDの原因となるものがあります。

・中枢神経に作用する薬剤:解熱、消炎鎮痛剤、抗不安薬、抗うつ薬、抗けいれん薬、抗精神病薬、睡眠薬を含む向精神薬
・末梢神経に作用する薬剤:筋弛緩薬、鎮けい薬、麻酔薬、抗コリン薬
・循環器系に作用する薬剤:不整脈治療薬、利尿剤、降圧剤、血管拡張剤、高脂血症用剤
・消化管に作用する薬剤:消化性潰瘍治療薬、麻酔薬、抗コリン薬、鎮けい薬

酸化ストレスとED

ED患者は動脈硬化、高血圧、高脂血症、糖尿病といった生活習慣病を併発している割合が多いことが分かっています。これらの原因の1つが「酸化ストレス」です。 通常、活性酸素は抗酸化物質によって消去されますが、活性酸素の量が多くなり体内に残ってしまうと「酸化ストレス」となります。 酸化ストレスは血管や神経の細胞、細胞膜上のリン酸脂質、蛋白、糖質を傷害し、生活習慣病を誘発させます。 また血管傷害が進行することでNOの分泌が減りEDを引き起こす原因にもなっているのです。

ED治療薬

バイアグラ
バイアグラは米ファイザー社によって開発された世界初の経口ED治療薬です。日本では1999年1月に承認され、同年3月、ファイザー株式会社より発売されました。 世界120カ国以上で承認されており、4000万人以上の男性が服用しています。日本では25mgと50mgが医療機関で処方されています。

レビトラ
レビトラは独バイエルヘルスケア社によって開発された二番目のED治療薬です。 日本では2004年4月に承認され、同年6月からバイエル薬品株式会社より発売されました。現在はアメリカ、ヨーロッパなど70カ国以上で発売されています。 レビトラの名前の由来はle(フランス語の冠詞)とvitra(ラテン語で生命のという意味)の合わせた名前と言われています。 日本では10mgと20mgが医療機関で処方されています。

シアリス
シアリスは米イーライリリー社で開発されたもっとも新しいED治療薬です。 日本では2007年7月に承認され、同年9月から日本イーライリリー株式会社より発売されました。(現在は、日本新薬株式会社が販売) 欧米では2003年から販売されており、すでに世界100カ国で1000万人以上の方に使用されています。 シアリスは持続時間の長さから『ウィークエンド・ピル』と呼ばれている人気の高いED治療薬です。 日本では10mgと20mgが医療機関で処方されています。

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